卓球をしたいんだけど、ルールが良くわからないんだよね。
そんな悩みを抱える初心者のあなた!
卓球は老若男女、子どもからお年寄りまで誰もが楽しめるスポーツですが、スポーツを楽しむためには基本ルールを抑えておかなければななりません。
試合に出たいけれども、細かいルールが不安で、一歩を踏み出せない方もいるのではないでしょうか。
基本ルールがわかれば、自分のプレーに自信が持てますし、楽しく試合にも参加できます。
本記事では、
- ゲームの進め方
- ダブルス、団体戦のルール
- 服装やラケットといった用具に関するルール
の基本ルールをわかりやすく解説します。
卓球をはじめるのに、細かいルールをすべて覚える必要なんてありません。
細かいルールは少しずつ、実践を通して学んでいけばいいです。最初からすべて知っている必要なんてありません。
本記事を読めば、卓球の基本ルールを抑えることができます。
ゲームの進め方
卓球を楽しむためには、基本的なルールを理解していかなければなりません。
サービス権について
試合を開始する前にトス(じゃんけん)を行い、どちらが先にサービスを出すのか決めます。
サービスは2ポイントごとに交代します。
最初の2ポイントをA選手がサービスを行った場合、次の2ポイントはB選手がサービスを行います。10-10以降は、1ポイントごとにサービスを交代します。
サービスの方法
サービスは、ボールを開いた手のひらの上乗せ、16cm以上垂直に投げ上げ、落下してくるところを打ちます。
ボールを自領のコートにバウンドさせた後、ネットに触れずに相手コートに直接入るようにサービスを打ちます。
ラリーとポイント
ラリーとは、ボールがネットを越えて相手のコートに入るように打ち合うこと。
相手がミスをしてボールを返せなかった場合、ポイントが得られます。
具体的には、相手の返球がネットを超えなかったり、テーブルの外に出た場合、ポイントになります。
勝利条件
1ゲーム11ポイントを先取した方が勝者です。
ただし、両方の競技者双方が10ポイントで並んだ場合(いわゆるデュース)、2ポイント差がつくまで続けます(この時、サービスは上述した通り1ポイントごと交代します)。
汗拭きタイム
6ポイントごと、つまり双方の点数の合計が6の倍数のとき、タオルで汗を拭くことが認められています。
だからといって、長時間ずっと汗を拭いていることは認められません。
汗拭きにかかる時間は常識の範囲内でお願いします。
勝利条件
1マッチは3ゲーム、5ゲーム、7ゲームを行い、それぞれ2ゲーム、3ゲーム、4ゲームを先取した方が勝者です。
何ゲームマッチで行うのかについては、大会要項に記載されています。
- 5ゲームマッチで行うことが一般的
- 試合時間短縮のために3ゲームマッチにすることもある
「セット」という言葉を使う人が多いかもしれませんが、正しくは「ゲーム」です。
団体戦の勝利
過半数のマッチを先取したチームが勝ちです。
チェンジエンド
各ゲーム終了後、選手はエンド(コート)を交代します。
フルゲームになった場合の最終ゲーム、どちらかが5ポイントを先取した時点でエンドを交代します。
試合会場によっては、エンドにるボールの見やすさに差があるため、エンドの選択が勝敗を決めてしまうことが稀にあります。
インターバル
ゲーム間に最大1分間の休憩時間(インターバル)が設けられています。
この時間を利用して、選手は水分補給をしたり、監督やコーチからアドバイスを受けたりします。
トップ選手は、試合前練習の1分間も、ゲーム間インターバルの1分間も、タイムアウトの1分間も、ぴったりに終わらせるから、その時間感覚に驚かされます。
ダブルス・団体戦のルール
卓球の試合形式には、シングルス、ダブルス、団体戦があります。
ダブルスは同性同士が組む男子ダブルス・女子ダブルス、および異性と組む混合ダブルスがあります。
ダブルスのルール
ダブルスは2人一組になって行い、各プレーヤーが交互に打つ点が、テニスやバドミントンのダブルスと大きく異なる点です。
テニスやバドミントンは同じ選手が連続して打つことができますが、卓球の場合は交代しなくてはならないため、打ったらどかなければなりません。
ダブルスは、サービスの順番がややこしいんだよね。
ダブルスは、サービスを打っていた選手が下がり、レシーブをしていた選手が次はサーバーになります。
- サーブを打ったら下がる
- レシーブをしていた人が次にサーブをだす
- 次のゲームはサーバーとレシーバーの組み合わせが逆になる
団体戦のルール
団体戦に必要な人数とシングルス・ダブルスの編成と順番は、大会によって異なります。
一般的に、
- シングルス
- シングルス
- ダブルス
- シングルス
- シングルス
を戦い、先に3マッチを制したほうが勝利チームです。
服装と用具に関する基本ルール
卓球大会に出場するにあたり、服装はもちろんのこと、用具(ラケット・ラバー)についてルールがあります。
ユニフォーム、ラケット、ラバーについて、公式大会に出場するためには、JTTAの公認マークついているものでなければなりません。
卓球専門メーカーが販売しているものでも、レジャー向けラケットや練習ようTシャツにはついていないことがあるので注意!
レジャー目的で大会に出るつもりがないのであれば、服装と用具に関しては全く気にする必要はありません。
- ユニフォーム
- ラケット
- ラバー
ユニフォームに関するルール
ユニフォームは、卓球メーカー(Butterfly、Nittaku、VICTAS等)が市販しているゲームウェア・シャツであれば、日本卓球協会が定めるルールに則っています。
JTTAマーク
卓球メーカーから「ゲームシャツ」として販売されているものなら、JTTAの公認マークがついています。
上下とも、公認マークがついているユニフォームを着用してください。
細かいルールについて詳しく知りたい方は、下記記事をご覧ください。
選手だけでなく、審判や応援団も白は避けます。
ラケットに関するルール
ラケットも日本卓球協会が公認したものを使用する必要があります。
ラケットのJ.T.T.A.A.の刻印
ラケットにより、刻印のある場所は異なり、グリップのサイドにあることもあります。
大会によっては、J.T.T.A.A.の公認マークがない外国製のラケットを使用する場合、審判長から許可をもらう必要があります。
細かいルールについて詳しく知りたい方は、下記記事をご覧ください。
シューズに関しては、体育館シューズであれば何でも良いです。
ラバーに関するルール
ラバーは日本卓球協会(JTTA)または国際卓球連盟(ITTF)の認証を受けたものを使用しなければなりません。
ラバーにある国際卓球連盟(ITTF)の認証マーク
公認審判員がつくような大きな大会に出場する場合、ラバー表面の凸凹や欠けを気にしなければなりませんが、小さな地方大会レベルなら問題ありません。
細かいルールについて詳しく知りたい方は、下記記事をご覧ください。
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