観に行きたいと思ってもなかなか都合が合わずに観に行けなかったTリーグを、初めて会場(スカイホール豊田)で観戦しました。
トップおとめピンポンズ名古屋 vs. 九州アスティーダ
観戦した場所はコートサイド。卓球台を真横から眺める席からです。
会場には会場の、配信には配信の良さがあることがわかりました。
Tリーグ会場だからこそ感じたメリット
初めてということもありますが、ほぼ開場時間と同じ時間に入場しました。
体育館の手前が会場で、奥の方で選手たちが練習しています。
公開練習の時間帯のみ、手前の試合会場の卓球台で行います。
トップ選手は、ボールのスピードも回転量もやはり格が違うね。
次に試合を控えた選手が、奥の卓球台でウォーミングアップの練習をしているのだけれど、私だったから確実にバテてます。練習内容も激しい。
近くで観ているからこそ分かる選手たちの息遣い
映像からも選手たちの息遣いは伝わってきますが、やはり生は違いますね。
観ている方も力が入ります。
近くで観ているからこそ分かるボールの変化
男子と違い、女子は異質型の選手が多いです。
異質型の選手の戦い方を間近で観たくて、この対戦カードを観に行きました。
安藤みなみ vs. 加藤美優
エース対決となった第3マッチ。
アタック8という変化型表ソフトを使っている安藤みなみ選手のプレーを間近で見れたことは、異質使いとしてはひじょうに学びが多く、楽しく観戦できました。
試合では、安藤選手は負けてしまいましたけど……、惜敗。
加藤選手との激しいバックハンドの打ち合い。
安藤選手の
- 同じように打ち返しているようで、ボールに変化を与えている
- 同じように見えて、打ち方を変えている
- 変化の緩急エグい
という変化はすごいなと思う一方で、そのようなボールにしっかり対応している加藤選手。
どちらもすごい
小塩遥菜 vs. 牛嶋星羅
カットマン対決となった第4マッチ。
小塩遥菜はバックに粒高ラバーのカールP1Vを貼っているのですが、どっちがバック側なのかわからないほどにラケットを回転させながら打つ選手だったんですね。
粒高ラバーでずっと打っていたかと思うと、ラケットを回転させて裏ソフトラバーで打って……。
裏ソフトラバーと粒高ラバーでは打ち方が変わります。どちらのラバーで打っているのかわからなくなってしまうと、自分がミスをしてしまうことになります。
ラバーによりちゃんと打ち分けている小塩選手にびっくりした。そんな器用なこと、私はできなかったから
その球質の変化に対応する方も大変で、相手の牛嶋選手が対応しきれずにミスしてしまう場面がありました。
映像からも分かるのかもしれませんが、横から見ているとさらによくわかります。
ヒーロー(ヒロイン)インタビュー
ヒーローインタビューって、こんな風にやっていたんだ。
という舞台裏を見た気分。
会場の雰囲気
配信映像では音量を下げられてしまうので伝わらないこと……、それは会場の雰囲気です。
会場の雰囲気だけは、会場でしかわかりません。
誰もが集中して試合観戦はしたいもの。その辺はわきまえています。
応援するところはMCの方が音頭をとってくれるので、それに合わせてハリセンを打ち鳴らして会場を盛り上げます。
ハーフタイムに行われる余興
配信映像では流れないですね。
観客を退屈させないように運営も頑張っています。
マスコットキャラがいたなんて、初めて知った
Tリーグ会場で観ることのデメリット
メリットがあればデメリットもあります。
観戦席によるデメリット
デメリットは、観戦した座席にもよるかもしれません。
私は卓球台を真横から見るコートサイド席だったので奥行きがわからず、
- 横軸方向のコース取りが全くわからない
- 横軸方向の足の運びが全くわからない
という欠点がありました。
その代わり、
- ボールの回転や変化がよく分かる
- 選手のラケット運びがよく分かる
というメリットがありました。
場所が違ったら、また違った感想になっていたかもしれません。
次に観戦する時は、また違う席で観てみたいと思います。
解説がない
配信映像では、解説者の解説を聞きながら観ることができますが、会場では解説がありません。
これは、
と言えるかもしれません。
解説を見たい時は、会場の雰囲気を思い出しながら後から配信映像をみれば良いかも
一度はTリーグを会場で生で観よう
Tリーグの試合会場は、そんなにしょっちゅう足を運べるものではありません。
試合会場は遠いし、観戦にはお金がかかるから、配信映像やハイライトだけでじゅうぶんでは?
と思うのも無理はありません。
私も、実際に観に行くまではそう思っていました。
だけどやはり会場でなければわからないこともたくさんあります。観る座席によっても感じ方は変わってくるかもしれません。
応援用のハリセンは、入場するときに配布されます。
応援用のハッピも、貸し出されています。
次に観戦する時は、応援ハッピを着て応援したいと思います!
また余裕があったら観に行きたい!
普段はライブ配信で観ています
審判員をする時は応援なんてできませんが、Tリーグは一観客として推しの選手を正々堂々と応援できるのがいいところ。
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