卓球のユニフォームは、かつては短パンばかりでしたが、最近はスコートタイプのものが販売されるようになりました。
福原愛選手はスコートをよく履いてプレーしていましたし、伊藤美誠選手も短パンよりもスコートを好んで履いています。石川佳純選手は短パンが多かったのですが、少し遅れてスコートでプレーする姿をよく見るようになりました。
最近の大会をみると、スコート派がどんどん増えています。
- 早田ひな選手
- 長﨑美柚選手
- 木原美悠選手
- ……
最近はむしろ短パンの女子選手のほうが少ないぐらい、日本女子トップ選手たちのスコート派が増えてきている印象ね
トッププレーヤーが短パンよりもスコートを履くようになっのはなぜ?その背景には、きっと何か理由があるはず。
トッププレーヤーだけでなく、一般の市民プレーヤーにもスコート愛用者が徐々に増えています。
ファッション性とか動きやすいからとか言われていますが、百聞は一見にしかず、私もスコートを購入して履いてみました。
スコートを履いてみたところ、以下のようなメリット・デメリットがありました。
本記事では、スコートで試合に出場してみたときに感じたことについて紹介します。
スコートの概要
今回購入したスコートはヴィクタス卓球 インサイド ヘム カラー スカート
スコートは、スカート部分とスパッツの部分が一体になっています。
見るからに、伸縮性があって動きやすそうな素材。
スコートを履いて試合に出てみて感じたメリット・デメリット
短パンよりも丈が短いので、はじめはちょっと気恥ずかしい感じがしました。
しかし娘から
こうしてみると、結構かわいいじゃん。意外と似合ってるね
と言われたので、良いことにします。
脚を出すのが気になるという方には、下にスパッツを履くことをおすすめします。
ただし、公式ルールではスパッツを含むアンダーウェアは膝上丈までと決まっています。
下にタイツや膝下まであるような長いスパッツを履いて試合に出る場合、審判長に必ず確認してください。
ニッタクから販売されている下記のスパッツなら、審判長に確認することなく着用して試合に出れます。
スコートのメリット
おそらく普段は全く意識していないことだとは思いますが、短パンの時は布が突っ張りお尻や脚に引っかかってしまい、どこか動きにくさがあります。しかしスコートの場合は、そのようなことが全くありません。
スコートの中のスパッツには、伸縮性に優れた素材が使われているからなのでしょう。
足を動かすのに、何の抵抗もなく動かせます。
なにこれ!めっちゃ足が軽いんだけど♪
伊藤美誠選手がインタビューで、
スコートは短パンに比べて動きやすいから、男性用のスコートもあればいいのに。
なんて言っていた意味がよ~~~~く理解できました。
一度スコートを経験したら、もう短パンには戻れない。
動きやすさが全然違う!
最近のトップ選手たちが好んでスコートを履いてプレーする理由が、たいへんよく理解できました。
布の引っ掛かりなんてほんの僅かな差かもしれませんが、トッププレーヤーたちがスコートを選ぶということは、それだけパフォーマンスにも影響するということを示しています。
スコートのデメリット
スコートのデメリットというか、スカート付きスパッツあるあるです。
トイレに行った時
前述のように、私が購入したものはスカートとスパッツの一体型です。
トイレに入った時、いつものスカートの感覚で下ろそうとすると……、んんんん?ってなります。
あっ、そうだった。これは短パンと同じ感覚でないといけないやつだった!
これは慣れですね。
スパッツの下にスポーツウェアを着用していたりすると、さらに戸惑います。
スポーツウェア(ジャージ)を着る時
試合に出る時は、上に来ていたスポーツウェアを脱いでユニフォーム姿でのぞみ、試合が終わると再びスポーツウェアを上に着用します。
ズボンを履こうとする時、スカート部分がまくれ上がって、注意しないとスポーツウェアズボンの上の部分からはみ出したままなんてことに。
手を入れて、ちゃんとスカート部分をズボンの中に入れるか、またはスカート部分を全部出すようにしないと、かなり恥ずかしい。
感じたデメリットは、それぐらいかな?
特に前陣に張りついて素早く動く必要のある選手にとって、「スコートの動きやすさは神!」
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