卓球は、卓球台があっても相手がいなければ練習ができません。
相手の都合もありますし、毎日練習するのは困難です。
最近はコロナの感染状況によって、練習できなくなることも多々あります。そんなとき、
卓球マシンがあれば一人でも練習できるかも。
と考え、卓球マシンを購入しました。
今回この卓球マシンを選んだ理由は、
- 下回転や横回転をかけられる
- 首振り機能がある
- 専用ネットがある
- 安価
だからです。
実際にこのマシンで遊んで見た感想は、
回転と速度をいろいろと変えられる(ただし回転量は変えられない)から、私が苦手とする横回転混じりのボールを返球する練習ができるのが楽しい!
です。
カルフレックス ピンポンマシンの商品概要
- 上下発射角度4段階調節式
- 発射回転角度8段階調節式
- 速度3段階調節式
- 首振り機能
- 高さ無段階調節式(脚なし使用可)
- 卓球ボール100球収納
- 発射間隔:約1~3秒
- カメラ用三脚使用可能
とあります。
それぞれどの程度のものなのか、後ほど検証してきます。
カルフレックス ピンポンマシンの組み立て
ちょっと遊んだ後に撮ったものなので、すでにちょっと汚れています。
本体
赤いプラグを赤いところに差し込むのは簡単にわかりますが、白いプラグを差し込む部分がAC電源を差し込む部分と同じ色なので、間違えないように注意しましょう。
差すところを間違えて「初期不良?」と疑っちゃいました。
左上のダイヤルで、ボールのスピードを3段階に変えられます。
上(赤いキャップの上)のスイッチは首振り機能のスイッチボタン。
下のスイッチが電源ボタンになります。
電池ボックス
本体側面には電池ボックスがついており、電源がない場所でも電池があればマシンを使えます。
組み立て後
組み立ては、説明書を見なくてもできるほどに簡単にできました。
付属の三脚を使わず、台に直接おいて使用することもできます。
モードによっては球が飛んでこないので、その場合は脚を外して台に置いて使うことになります。
さっそくカルフレックス ピンポンマシンをいろいろなモードで遊んでみたよ。
なかなか楽しくて、毎日汗をかいています。
カルフレックス ピンポンマシンを1ヶ月使用してのレビュー
ピンポンマシンで1ヶ月ガッツリ遊んでみて、メリットとデメリットをそれぞれ感じたので、それらを紹介していきます。
ピンポンマシンのメリット
- 回転の向きを8段階に変更できる
- スピードと発射角度を変えられる
- 脚を取り外して台上に置け、足をつけて台から離れた場所にもおける
- 安価
回転の向きを8段階に変更できる
上回転と下回転を出せる卓球マシンは多くありますが、横回転だけでなく、斜め回転をかけられる卓球マシンはそう多くありません。
「High」モードでは回転量がエグいことになり、下回転はなかなか持ち上がりません。「Low」や「Middle」はそれほどでもなく、Lowなら中学生レベルの練習にちょうど良いと感じました。
横回転を混ぜると、回転の方向によってボールが曲がっていくのがよくわかりますし、ボールも勢いよく回っているのがわかります。(「High」で回転角度「7」)
私はこの曲るボールにいつも対応できなくてミスばかりしていたけれど、これで集中的に練習できる♪
スピードと発射角度を変えられる
レベルに応じて、スピードを変えられます。
スポードを変えると飛んでくる距離が変わってくるので角度を変えて調節したり、下向きにしてスマッシュに対応する練習をしたりすることができます。
卓球を始めたばかりの中学生でも「Low」にして、やや上向きの発射角度にすると、打ちやすい緩い球になります。
脚の取り外しが可能で、台上や台から離れた場所にもおける
スピードと回転角度、発射角度によっては、ネットを超えなかったり、台に収まらずに飛び出してしまうことがあります。
ネットを超えない場合は脚を取り外し、台上に置けば問題は解決します。
台に収まらずに飛び出してしまう場合は、脚をつけて台から離れた場所に置けば解決します。
「High」の下回転はネットに引っかかると思って発射角度を高くすると、今度は台に収まらず。台から離れた場所に置こうとしても、部屋の大きさという制約を受けてしまうため、このモードを家で行うことは断念しました。
安価
卓球マシンといえば、家庭用でも5万円、クラブ用となると数十万円もするのが普通です。数千円で購入できるものは、回転をかけられなかったりします。
ところがこのピンポンマシンは2万円弱で手に入るうえに、ボールに回転をかけられ、スピードも変えられます。
ピンポンマシンのデメリット
- ナックルボールが出せない
- 首振りのピッチとボールが飛び出すピッチがほぼ同じ(「High」の場合)
- 時々ボールが詰まって出にくい時がある
ナックルボールが出せない
ボールが飛び出す部分
ボールを飛ばすためのローラー(モーター)が1つしかないため、回転をかけながらしか飛ばすことしかできません。
異質型が苦手とするナックルボールを返球する練習をしたくても、このマシンではできません。
ナックルボールの練習はできないけれど、回転量の多い上回転をブロックしたり、下回転をドライブする練習には向いています。
対ナックルボールの練習をしたい人にはロボピンがおすすめ
首振りのピッチとボールが飛び出すピッチがほぼ同じ
スピードを「High」にして、首振りを「ON」にして、フットワークや両ハンド切り返しの練習をしようと思ったら…。
首を振っているはずなのに、飛んでくる場所がほぼ同じ!
思わず笑いました。
首振りのピッチとボールが飛び出すピッチが全く同じわけではないので、少しずつずれてはきますが、あまり変わりません。
「Middle」や「Low」なら、ちゃんと左右に振られます。
首振りのタイミングとボールの飛び出すタイミングによるので、ボールが飛んでくる場所は割とランダムです。ミドルの位置にもよく飛んでくるので、ミドルの処理が鍛えられます。
高級なマシンなら、左右きっちり振られるのとは対照的。
時々ボールが詰まって出にくい時がある
ボールが詰まって出にくい時には傾向があります。
- ボールが上まで装填された状態で
- 発射角度を変えたとき
- 回転の向きを大きく変えたとき
- 本体にボールが無くなった状態で、新たにボールを詰め込んだとき
- トレーニングボールの種類に依存する
詰まるポイントがわかれば、対応は簡単!
詰まった時の面倒臭さを考えれば、発射角度を変えるために上まで装填されたボールの一部を抜く手間ぐらい、どうってことないさ!
そして最も大きい原因は、
トレーニングボールによって詰まったり詰まらなかったりする
カルフレックスのトレーニングボールが最も詰まりやすく、最も割れやすかった…。
カルフレックスのピンポンマシンなら、カルフレックスのトレーニングボールとの相性は最高というわけでは、全然ないのね。
カルフレックス ピンポンマシンで練習するようになってから
毎日ピンポンマシンで練習して、所属クラブの練習に参加したら…、
いつもスピードを「High」にして練習していたためか、おばちゃんたちの球質に合わなくて…、
スピードとパワーが足りなくて、ブロックがネットを超えない…、あれれ?
この事態に反省して、スピードを「Middle」や「Low」にして練習するようにしたところ、この問題はなくなりました。
毎日練習するようになってから一番驚いたことは、
横回転混じりのいわゆるカーブドライブが返球できるようになってる!!
この変化には自分でも驚きました。
カーブドライブが特異なおっちゃんのボールをいつも返球できなくて、悩んでいたのが嘘のよう。見事に対応できるように成っていました。
これもこのピンポンマシンのおかげ!
まとめ
カルフレックス ピンポンマシンのメリットは、
- 回転の向きを8段階に変更できる
- スピードと発射角度を変えられる
- 脚を取り外して台上に置け、足をつけて台から離れた場所にもおける
- 安価
であり、デメリットは、
- ナックルボールが出せない
- 首振りのピッチとボールが飛び出すピッチがほぼ同じ(「High」の場合)
- ボールが割れやすい(ただし使用するボールが原因の可能性がある)
- 時々ボールが詰まって出にくい時がある
です。
スピードはあるけれど回転量の無いボール、スピードはないけれど回転量のあるボールを打つことはできませんが、回転量そのものは初級者から上級者まで満足できる回転量だと思います。
横上や横下の斜め回転に対応しているのは、ひじょうに大きなメリットです。
専用のネットを使用すれば、球拾いにかかる手間と時間が激減するので、あわせて購入することをオススメします。
卓球マシンだけでなく、専用ネットとボールがついたセット購入がおすすめです。
私は付属のラケットを使うつもりはないけれど、卓球をやっていない人が遊びに来たときなんかには使えるかもね。
リモコン付きでナックルボールも自在に出せる(ただし横回転は出せない)卓球マシン
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