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卓球のポイントルール完全解説:試合で必須の基礎知識

卓球はシンプルながらも奥深いスポーツ。

基本的なルールを理解することで、誰でもすぐに楽しむことができます。

本記事では、卓球を始めたばかりの初心者の方に向けて、ポイントが加算される場面やルール違反により相手にポイントが与えられるケースについて、わかりやすく解説します。

本記事を読めば、どのような場面で、あるいは状態になった時にポイントが入るのか理解できます。

ルールがわからないと、どんなときにポイントが入るのかわかりませんし、ついうっかりの行為が相手のポイントになってしまうことを許してしまうかもしれません。

まずは一般的な場面を理解してから、特殊なポイント加算ケースを少しずつ覚え、ついうっかりミスをしないようにしていきましょう。

この記事を書いた人

卓球が趣味のアラフィフおばさん
公認審判員
とある地方卓球協会の役員

目次

ポイントが加算されるときの基本ルール

ポイントが加算される場面はルールで細かく規定されています。初心者の方でもすぐに理解できるよう、シンプルに解説していきます。

一般的には馴染がないかもしれませんが、身体障害者にのみ適用される特殊なポイントルールも紹介しますので、パラリンピックを見るときの参考にしてください。

卓球におけるポイントの定義

卓球では、ラリーは必ずポイントまたはレットで終わります。

1回のラリーでどちらかのプレイヤーが得点を獲得し、そのポイントが積み重なってゲームの勝敗が決まります。

一般的に、1ゲームで11ポイントを先取したプレイヤーが勝利者。

通常11ポイント先取で1セットが終了しますが、10対10でデュースになった場合は、2ポイント差がつくまで続行されます。

ポイントが加算される状況

ポイントが加算される具体的な状況は、以下のとおりです。

馴染みのあるものもあれば、意外と知られていないこともあるのではないでしょうか。

ラリーでの得点

最も一般的なポイントです。

自領コートにボールが1回バウンドしてから、ボールを正しく打ち返せなかった場合、相手にポイントが入ります。

また、相手が打ち返したボールが自領コートにバウンドしなかった場合も、相手にポイントが入ります。

相手競技者の打ったボールが、自領コートに触れることなく自領コートを越えるか、自領のエンドラインを越えた場合。

日本卓球ルール2022

サーブミス

サーバーが正しくサーブをできなかった場合、レシーバーにポイントが入ります。

オブストラクションした時

オブストラクションとは、ボールが自領コートにバウンドする前に、台上で打ってしまうことです。

テニスで言うところの「ボレー」は、卓球では相手ポイントになります。

卓球は必ず自領コートにバウンドしてから打ちますが、それ以前に打つと進路妨害として相手ポイントになります。

エンドラインまたはサイドラインを越えてから打った場合はオブストラクションになりません。

「オブストラクション」とは、相手競技者の打ったインプレーのボールが、自領コートに触れる以前に、プレーイングサーフェスの上方で、競技者自身あるいは競技者が着用または所持する物に触れた場合、あるいは、プレーイングサーフェスに向かって飛んでいるボールが、競技者自身あるいは競技者が着用または所持する物に触れた場合をいう

日本卓球ルール2022

イエローカードやレッドカードによるペナルティポイント

不正行為やバッドマナーで警告を受けた場合、相手にポイントが入ります。

ラケットや体がネットに触れてしまった(Touched net)

ラケットや体がネットに触れると、相手にポイントが入ります。

ネット際のボールを処理する際は、ネットに触れてしまわないように注意しましょう。

故意にボールを2回続けて打った(Double hit)

故意にボールを2回続けて打つと相手のポイントになりますが、故意でなければそのままラリーが続けられ、通常のラリーの勝敗によるポイント加算になります。

台を動かしてしまった(Moved table)

ラケットや体で卓球台を動かしてしまった場合、相手のポイントになります。

しっかりと固定してある台はそうそう動きませんが、キャスターにしっかりロックがかかっていなかったりすると、台が動いてしまう可能性があります。

つぶまる

会場整備するときと試合前に卓球台のロックは確認しています。万が一もありますし、ロックしていても強い力で押せば動いてしまいます。

フリーハンドで台を触ってしまった(Hand on table)

ラリー中にフリーハンド(ラケットを持っていない方の手)で台を触ってしまうと、相手のポイントになります。

フリーハンドとは手首から上の部分。腕の部分はフリーハンドではなくフリーアームでポイント加算の対象にはなりません。

ネットに近いボールを処理しようとするときなど、手をつかないように気をつけてください。

つぶまる

腕ならO.K.と、手首から先がつかないように手首を曲げて、腕の部分で体を支えて打つ選手がいますね。

促進ルールで規定された状態になった

レシーバーが13回のリターンを成功しなければ、サーバーの得点になります。

ダブルスで順番に従わないプレーヤーが打った(Wrong player)

ダブルスでは打つ順番が重要であり、違反すると相手にポイントが加算されます。

身体障害者に適用される特別ルール

身体障害者が卓球をプレイする際には、いくつか特別なルールが適用されます。特に車椅子を使用する競技者には、以下のようなポイントルールが設けられています。

これらのルールは、公平な競技を確保し、すべての選手が平等に競技に参加できるようにするために設定されたものです。

つぶまる

身障者の審判をしたことはないので、詳しいことはわかりません。

大腿部の裏側がシートやクッションに触れていない場合

車椅子の競技者が打球する際に、少なくとも片方の大腿部の裏側がシートまたはクッションに触れていない場合、相手にポイントが加算されます。

つぶまる

立ったらだめよ、常に座った状態で打ってくださいね、ということ。

打球前に手がテーブルに触れた場合

車椅子の競技者が打球する前に、どちらかの手がテーブルに触れた場合も、相手にポイントが加算されます。

ただし、打球後にバランスを取るためにラケットハンドがテーブルに触れることは許可されています。

フットレストまたは足が床に触れた場合

ラリー中にフットレストまたは足が床に触れた場合、相手にポイントが加算されます。

つぶまる

足はつかずに、宙に浮いた状態で打ってはいけないということですね。フレーム部分で体を支えるのはO.K.ということかな。

ダブルスのセンターラインを超えた場合

ダブルスでは、車椅子の競技者の車椅子の一部がセンターラインを超えた場合、相手にポイントが加算されます。

ポイントに関するFAQ

卓球の試合中に直面することが多い、ポイントに関する疑問やトラブルについて、FAQ形式で解説します。

ポイントを誤って入れてしまった場合、どうすればいいの?

試合中、ポイントが誤って計上された場合は、速やかに審判にその旨を伝えましょう。

審判は必要に応じて「コレクション(Correction:修正)」を宣告し、正しいポイントに修正します。

つぶまる

審判だって人間です。間違えないように気をつけてはいますが、それでもやはり間違えます。

判定に関しては最終的に主審判断です。審判長に訴えたところで覆りません(ただし、ルール解釈に関しては審判長)。

ダブルスで打つ順番を間違えていることに気づき、正しい順番で試合を再開したけれど、それまでに入っていたポイントはどうなるの?

気づくまでに加算されたポイントは無効にはなりません。有効です。

まとめ

卓球のルールやポイントに関する基本的な知識を押さえることで、試合をより楽しく、そして戦略的に楽しむことができます。

本記事では、初心者の方でも理解しやすいよう、ポイントが加算される具体的な状況や、ルール違反によって相手にポイントが加算されるケースを中心に解説しました。

ポイントに関する疑問がある場合や、試合中にトラブルが発生した際は、冷静に審判に相談し、ルールに基づいた対応を心掛けましょう。

ルールをしっかり理解すれば、さらに奥深く楽しめます。

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