マニカ・バトラ(Manika Batra)選手―インドの長身選手

マニカ・バトラ選手は、身長が180cmもある、大型のインド人女子選手です。

180cmはでかい!

バックに粒高を貼った、異質攻守型の選手です。カットマンではありません。

つぶまる

異質型選手には小柄な選手が多い中、珍しいよね

2018年12月に国際卓球連盟(ITTF)より「ブレークスルー・スター・アワード(The Breakthrough Star Award)」に選ばれ、受賞した唯一のインド人選手です。

目次

マニカ・バトラ選手の実績

バトラ選手はオリンピックに2回(リオ、東京)出場したインドの卓球女王。

世界ランキング

部門ランキング部門最高ランキング取得時期
シニア2022年第28週41シニア382022年5月
混合ダブルス2022年第28週14U21242016年6月
女子ダブルス2022年第28週12ジュニア232013年1月
カデット162010年5月
つぶまる

ダブルスで上位に残っているのをよく見かけます

上位に残ったダブルスペアに「インド」を見かけたら、たいていバトラ選手がいます。

主な戦績

大会名開催年部門順位
チリオープン 21歳以下2011シングルス準優勝
南アジア選手権大会2016シングルス準優勝
コモンウェルスゲームズ2018団体優勝
コモンウェルスゲームズ2018女子シングルス優勝
コモンウェルスゲームズ2018女子ダブルス準優勝
コモンウェルスゲームズ2018混合ダブルス3位
カナダオープン2019女子ダブルスベスト4

2016年の南アジア選手権大会では、シングルスでは惜しくも決勝に敗れたものの、インドチーム優勝、ダブルス優勝、混合ダブルスとひじょうに素晴らしい成績を修めました。

2018年のコモンウェルスゲームズでも、インドチームが優勝して金メダルを獲得し、女子シングルスでも金メダルを獲得、ダブルスで銀、混合ダブルスで銅メダルという輝かしい成績を修めました。

マニカ・バトラ選手は、インドの卓球界を牽引する選手です。

バトラ選手の歩み

おちゃめなバトラ選手

マニカ・バトラ選手は、4歳から卓球を始めています。姉と兄も卓球をしている卓球一家の生まれです。

州大会の8歳以下の部で勝つと、さまざまな卓球スクールから声がかかるようになります。その中の一つのスクールで卓球の腕を磨きます。

10代になると、再び転機が訪れます。

スウェーデンのペーター・カールソン・アカデミーの奨学生となる機会を得ますがこれを断り、一旦勉学に励みますが、1年でドロップ・アウトし、卓球に専念することにします。

早くから才能を注目されていた選手だったんですね。

マニカ・バトラ選手のプレー

つぶまる

同じ異質型ということで、東京オリンピックでは密かに応援していました

マニカ・バトラ選手は、ラケットを素早く反転し、バックに来たボールを裏ソフト面でミート打ちしてポイントをとることがあります。

オーケストロム選手はラケットを回して相手を惑わすという感じですが、バトラ選手はチャンスボールのときのみ反転して打っています。

ときどき見られるのが、バック粒でバッククロス返し、そのボールを相手が持ち上げたところをすかさずラケットを反転、相手のフォア側にストレートで鋭く打ち込むというパターン。

粒高面で鋭いプッシュも打ちますが、反転しての裏ソフト面での打球は回転とスピードが粒高のそれとは違います。

反転速度が早いので、相手にとっては対応しきれずに打ち込まれてしまう場面が見られます。

ドライブを多く打つタイプではありません。ミート打ちが主体です。粒高でチャンスを作り、裏ソフトでミート打ちしています。

つぶまる

リーチが長いので守備範囲が広いのは羨ましい。

マニカ・バトラ選手の使用用具

ラケットは飛ぶラケット、ラバーはフォアの裏ソフトもバックの粒高もテンション系。

ラケット:Buttefly ビスカリア

粒高ラバーを使用する選手は、一般的に木材ラケットで特殊素材入りのラケットは避けるものですが、バトラ選手は特殊素材入りのラケットを使用しています。

特殊素材入りでも、異質型はインナーカーボンを選ぶ傾向がありますが、ビスカリアはアウターカーボンラケットです。

バトラ選手にとって、カーボン入りのラケットのほうが安定しているとのことです。

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特殊素材入りを選んでいけないということはありません。私はカーボン入りがどういうものかよく知らなかった中学時代、カーボンラケットに粒高を貼っていました。

粒高の変化は小さかったかもしれませんが、扱いやすかったです。

フォア面:VICTAS V>15 Extra

VICTASのテンション系ラバー。

ピッチフォード選手や木原美悠選手など、このラバーを使用するトップ選手は多くいます。

赤、黒の他にカラーラバーの青が仲間入り。カラーラバーは試合で注目を集めます

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硬めのラバーなので、パワーのないおばさんには使いこなせないラバーです。パワーのある上級者にとっては、使いやすいと評判!

バック面:TIBHAR Grass D.Tecs OX

バック面の粒高ラバーとしては、ドイツのティバー社のグラスD.テクスの一枚ラバーを使用しています。

テンション系粒高でカットマンに使用者が多いですが、攻守型でも全然いけます。

粒が柔らかめなので変化も大きく、それでいてテンション系なので、粒高の割に飛ぶという評判のラバー。切ったり、球威を殺したり、プッシュもやりやすいラバーで、カットマン、攻守型に限らず、粒高使いなら一度は使ってみたいラバーかもしれません。

バトラ選手のカットブロックを相手選手が持ち上げられず、ネットに引っ掛けてしまう場面がよくあります。

赤、黒の他にカラーラバーの緑が仲間入り。カラーラバーは試合で注目を集めます

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